夢洲第2期区域を大阪の成長につなげる。

大阪の魅力 2026年7月7日

こんにちは。

大阪府議会議員(大東市及び四條畷市選出)土井かずよしです。

大阪・関西万博の開催地である夢洲では、万博後を見据えたまちづくりが本格的に次の段階へ進みました。

令和8年7月3日、夢洲第2期区域の開発事業者募集が開始されました。今回の募集は、夢洲第2期区域マスタープランVer.3.0を踏まえ、開発事業者を決定し、その効果を臨海部をはじめとした周辺地域に波及させ、大阪の成長・発展を先導する「東西軸のニシの一大拠点」の形成につなげるものです。

対象区域は、ヘルスケア跡地活用ゾーン、記念公園ゾーン、夢洲駅出入口等を除く約42ヘクタールで、土地の処分方法は売却とされています。

夢洲は、約390ヘクタールの広大な埋立地であり、これまでも国際観光拠点の形成に向けて、府市、経済界が連携しながらまちづくりを進めてきました。第1期区域ではIRの整備に向けた取組が進められており、第2期区域ではIRと連携しながら、大規模なエンターテインメント・レクリエーション機能を導入する方針が示されています。

今回の第2期区域の開発は、単なる万博跡地の活用ではありません。万博で生まれた人々のつながり、共創の記憶、最先端技術やイノベーションを、次の大阪の成長へとつなげていく重要なプロジェクトです。

マスタープランでは、大屋根リングの一部を残置し、その周辺を記念公園として整備することや、静けさの森の樹木の利活用、大阪ヘルスケアパビリオンの利活用など、万博レガシーを継承・発信していく方向性が示されています。万博の成果を一過性のものにせず、夢洲という場所に「場の記憶」として残し、未来へ展開していくことが重要です。

事業者募集は、二段階審査方式の公募型プロポーザルで行われます。まず計画提案を審査し、一定の水準を満たした提案を優秀提案として選定します。その後、優秀提案に選定された応募者を対象に価格提案を行い、最も高い価格提案をした者を事業予定者として決定する流れです。評価項目は、まちのプランニングやデザインが60点、万博レガシーの継承と発信が20点、実現性が20点の計100点とされています。

私は、この審査において、単に高い価格を提示した事業者を選ぶだけではなく、大阪の将来にとって本当に価値ある提案かどうかが重要だと考えています。夢洲第2期区域は、IRと隣接し、万博の記憶を引き継ぐ特別な場所です。大阪の成長を先導する拠点として、周辺地域、臨海部、さらには府域全体に波及効果を生み出すまちづくりでなければなりません。

特に重要なのは、IRとの連携、万博レガシーの継承、交通アクセス、そして防災・環境・持続可能性の視点です。夢洲だけで完結するのではなく、咲洲、舞洲、天保山、USJ周辺、さらには大阪市内や府域全体との回遊性を高めることで、観光・産業・雇用の面で大きな効果を生み出すことができます。

スケジュールでは、7月3日から実施要領の配布が始まり、令和9年1月に提案書受付、同年2月上旬に計画提案審査、2月17日に価格提案審査を経て事業予定者が決定される予定です。

万博はゴールではなく、大阪の成長に向けた大きなスタートです。

夢洲第2期区域の開発が、万博レガシーを確実に継承し、IRとの相乗効果を最大化し、臨海部をはじめとする大阪全体の成長につながるよう、府議会の立場からもしっかりと注視し、必要な提言を行ってまいります。

大阪が副首都としてさらに成長・発展していくためにも、夢洲第2期区域を「未来の大阪を象徴する拠点」として育てていくことが重要です。

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