小中学校における国歌「君が代」の適切な指導について。

議会報告 2025年3月28日

こんにちは。土井かずよし(大阪維新の会/四條畷市議会議員)です。

2月25日から3月25日までの会期で令和7年2月定例議会が開かれました。

この2月定例議会では、多くの条例改正や令和6年度一般会計補正予算や令和7年度一般会計予算をはじめ特別会計等について審議が行われました。

また、一般質問においては「小中学校における国歌「君が代」の適切な指導について」「入札・契約について」「地域を守る消防団の重要性について」を通告しました。本ブログでは、小中学校における国歌「君が代」の適切な指導についての質疑の内容を記事にさせていただきます。

国旗及び国歌に関する法律が平成11年8月13日に施行され、第1条に国旗は「日章旗」とする。第2条には国歌は「君が代」とするとあります。

そして学習指導要領において、国旗及び国歌の指導については、社会科において「我が国の国旗と国歌の意義を理解しこれを尊重する態度を養うとともに諸外国の国旗と国歌も同様に尊重する態度を養うよう配慮すること」、音楽科においては国歌「君が代」はいずれの学年においても歌えるよう指導することとされています。特別活動においては入学式や卒業式などにおける国旗及び国歌の指導に当たってはこのような社会科や音楽科における指導などの連携を図り国旗及び国歌に対する正しい認識をもたせ、それらを尊重する態度を育てることが大切である。と示されています。

学習指導要領とは、学校教育法及び同施行規則に根拠を有し、単なる指導助言文書ではなく法的基準性のあるものです。(S51.5.21最高裁判決)

私がなぜこの質問をしたのか?

私が児童にヒアリングした結果「君が代を習ったことがない」や「君が代を知らない」という児童が、想像より多かったからです。

一般質問を通告したのが3月10日。

3月12日に全小中学校の指導状況を教育委員会に調査依頼。

時期的なものもあるかも知れませんが、その後「君が代」を初めて習ったよや◯年生になって初めて習ったよと教えてくれた児童がいました。

私自身、3月18日に四條畷小学校の卒業式にお邪魔させていただきましたが、児童たちの国歌斉唱の姿には感動しました。

 

【議会質疑】

 いずれの学年においても歌えるよう指導すること学習指導要領で定めているが習ったか習っていないかもわからないのに適切に指導している状況なのか?

答 指導する立場からすると適切に指導していると認識だが、学校の指導が十分認識が伝わっていなかった。反省すべき点として学校と共有する。

 

国歌斉唱時のマナーについても大人になってからでなく教えてあげてほしいと願います。

私は大人になって青年会議所を通じて下記のようなことを教わりました。

「直立不動でビシッと立つ。手を前や後ろで組まない」

「国旗に正対して斉唱する」

「国歌斉唱後国旗に一礼をする」

私も常日頃から意識しながら行動したいと思います。

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