こんにちは。
大阪府議会議員(大東市及び四條畷市選出)の土井かずよしです。
本日は、大阪港湾局による府議会議員の船上視察に参加しました。

堺泉北港(泉大津旧港)を出発し、堺泉北港・阪南港の各施設を海上から巡りながら、大阪港湾局の担当職員の皆さんから、それぞれの施設の役割や現在進められている事業について説明をいただきました。

今回の視察では、助松埠頭のコンテナ機能、泉大津フェニックス、岸和田水門、阪南2区、カーボンニュートラルポート(CNP)、堺2区の基幹的広域防災拠点、堺旧港など、物流・産業・防災・環境・にぎわいなど幅広い分野にわたる港湾機能について学びました。
資料と現場を重ね合わせながら視察
今回、実際に船に乗って各施設を海上から視察しましたが、水面からの視点は思っていた以上に低く、陸上施設の全体像が見えにくい場面もありました。
そのため、船内で示された位置図や説明資料を確認しながら、現在地や各施設の役割を頭の中で重ね合わせて視察しました。

実際の海上を移動しながら、その場所で担当職員の皆さんから説明を受けることで、資料だけでは分かりにくい距離感や港湾全体の広がりを感じることができ、それぞれの施設がどのような役割を担っているのか理解を深める機会となりました。
産業を支える泉大津フェニックス
泉大津フェニックスでは、岸壁更新事業や企業誘致、工業用地としての活用について説明を受けました。

船内の説明資料では、埋立事業の進捗や企業誘致の状況についても紹介されました。
大阪の成長を考えるうえで、産業用地の確保は重要な課題です。特に臨海部には、まとまった土地や港湾物流との近接性といった強みがあります。
こうした地域の特性を生かしながら、企業立地や産業集積につなげていくことの重要性を改めて感じました。
大阪を災害から守る岸和田水門
今回、特に印象に残った施設の一つが岸和田水門です。

船内では、水門の構造や、平常時には船舶の航行を確保しながら、高潮や津波などの際に水門を閉鎖する仕組みについて説明を受けました。
また、水門を閉鎖する際に必要となる時間についても具体的な説明をいただき、災害発生時を想定した水門運用について理解を深めることができました。

実際に船上から水門を確認し、説明資料と見比べることで、その構造や役割をより具体的にイメージすることができました。
大阪湾岸には物流や産業の重要拠点が集中しています。これらを災害から守るためには、岸壁や航路だけでなく、水門や防潮施設を含めた港湾・海岸防災機能の維持・強化が欠かせません。
防災、物流、脱炭素を一体的に考える
今回の視察では、岸和田水門だけでなく、堺2区の基幹的広域防災拠点や、泉北1区におけるカーボンニュートラルポート(CNP)の取組についても説明を受けました。
港湾は、単に船が貨物を積み下ろしする場所ではありません。
平時には物流や産業を支え、大規模災害時には緊急物資の受入れや広域支援の拠点となり、さらに今後は脱炭素化など新たな役割も求められます。
だからこそ、物流、防災、産業、環境といった分野を個別に考えるのではなく、港湾全体を一つの社会基盤として捉えていく視点が重要だと感じています。
広域的な視点で港湾政策を考える
今回、堺泉北港(泉大津旧港)を出発し、阪南港方面を経て堺方面へと移動しながら、複数の港湾施設について説明を受けました。

船上からすべての施設がはっきり見えるわけではありませんでしたが、位置図や説明資料と実際の現場を照らし合わせながら視察することで、各施設が単独で存在しているのではなく、物流、産業、防災など、それぞれの機能を担いながら大阪湾岸を支えていることを改めて考える機会となりました。

今後、大規模災害が発生した際に、それぞれの港や施設がどのような役割を担い、どのように連携していくのか。
また、港湾物流や産業活動をどのように早期に回復させるのか。
今回の視察で現場を確認し、担当職員の皆さんから直接説明を伺った内容を、今後の府議会での議論にしっかりと生かしてまいります。
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