こんにちは。土井かずよし(大阪維新の会/四條畷市議会議員)です。
9月19日と20日に岡山県奈義町、岡山県総社市に『四條畷市議会 教育福祉常任委員会』のメンバーで行政視察にお伺いしました。
岡山県勝田郡奈義町
初日岡山県勝田郡奈義町にお邪魔し「子育て支援事業」についての視察
【奈義町存続のため「人口減少」は最大の課題】
課題:人口減少・少子高齢化
対策:定住促進のための
・子育て支援施策(産み育てる環境)
・住宅施策(住む環境)
・魅力ある教育
・就労の場の確保施策(働く環境)
目標:現在の人口を維持すること
その結果…
合計特殊出生率が令和4年の全国出生率が1.26ですが、奈義町では平成28年の1.84→令和元年2.95まで回復し、令和2年2.25、令和3年2.68と驚異的な数字を維持されていて少子化対策の「奇跡のまち」と言われているほどです。
子育て支援施設「なぎチャイルドホーム」を見学させて頂きました。
この施設は、就学前の子育て支援機能に加え、地域交流の場としての世代間交流や、就学児童の放課後場所づくり、一時預かり保育など、多機能的に子育て支援に関わる拠点となっています。
奈義町では地域全体で子育て支援に取り組んでおられることが強みです。
本市においても、人口減少少子高齢化が進む中、子育て世代の方々が四條畷市に定住して頂けるような施策を進めてもらえるよう、私からも市へ働き掛けたいと思います。
岡山県総社市
2日目に岡山県総社市にお邪魔し「ひきこもり支援事業」についての視察にお伺いしました。
総社市におけるひきこもりの定義は、
「中学校卒業後であって、おおむね6か月間以上社会から孤立している状態」と決められています。
ひきこもり支援センター「ワンタッチ」の主な事業内容
1、個別相談(ひきこもりに関するワンストップ相談窓口)
・2人の専任相談員(社会福祉士)
・電話、メール、訪問での相談
2、ひきこもりサポーターの養成、活動支援
・市民を対象に、ひきこもりへの理解と当事者・家族への支援
⇒現在91人が登録
3、当事者・家族等の『居場所』の設置・運営
・気軽に立ち寄れる場所として
⇒平成30年2月23日『ほっとタッチ』を設置
⇒令和3年4月15日『ほっとタッチぽえむ』を設置
4、ひきこもり家族会の支援
⇒現在12家族が参加
5、地域との連携によるひきこもりへの理解
参考:令和5年度の事業費15,920,000円(支援センター人件費、サポーター養成、居場所設置等)
※内7,190,000円を国庫補助により手当ての見込み(ひきこもり対策推進事業)
と、総社市ではひきこもり支援は社会全体の課題として全国的に見ても力を入れて取り組んでおられます。